
認知症の方は、その病気から生じる様々な症状に耐え、対処していこうと努力されています。そしてご家族もまた、その方の思い、視点を理解しようと努力されています。
私たちは、その方の想い、心の声に気づき、心身の健康だけでなく社会的なつながりが持てるように環境を整えていきたいと考えています。そしてそれは、ご本人にとって最も大切な存在であるご家族とともに考えていくことを基本としています。
私たちは、次のような理念にもとづいた、認知症ケアに取り組んで参ります。
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人生のパートナーとして、その方とご家族の想いに寄り添ったケアをしていくことが、私たちの原点となります。私たちは、家族のような存在であると同時に、プロとしてご本人、ご家族をいつも支えられるような存在でありたいと考えています。
「はぴねではこんな生活を送りたい(送ってもらいたい)」
「こんなことが心配で、こうしてもらいたい」など。
ご本人とご家族の心の声に耳を傾け、尊敬と感謝の気持ちを忘れずに、人生のパートナーとして、ともにこれからを考えてまいります。
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認知症の人の個人的な理解を中心としたケアを、イギリスの心理学者、トム・キットウッドは"パーソンセンタードケア"として提唱し、「認知症の人を病気の面から捉えるのではなく、"その人らしさ"を中心に、全人的に捉えてケアすること」としています。
私たちは、認知症の方の、その人らしさを中心としたケアを実践していきます。
このため、次のことを展開していきます。
| (1) | パーソンセンタードケアを実践するためのビジョンをスタッフと話し合い、共有していきます。 |
|---|---|
| (2) | 認知症の方やご家族、ケアスタッフも含む全ての人の価値を認め、互いに尊重し、支え合う関係を築いていきます。 |
| (3) | 認知症の方一人ひとりの個性を理解し、その方の立場になってケアプランを考えていくことで、よりその人らしい生活が送られるようにしていきます。 |
| (4) | 認知症の方がそれぞれの役割をもち、より豊かに楽しく生活するためのアクティビティを提案します。 |
| (5) | パーソンセンタードケアを導くことができる人材として、認知症ケア専門士を育成を目指します。 |
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私たちは皆、人と人とのつながりをもって生きており、地域社会の一員として生活しています。認知症により、その機会が極端に減ってしまうことは珍しくありません。地域とのつながりを持ち続けられるように、私たちはその環境を積極的に創ります。
はぴねは、地域に根ざした存在でありたいと考えています。このため、地域行事への参加、夏祭りやクリスマス会など、地域の方がはぴねに来ていただける機会を積極的に設けています。地域のご友人やボランティアの方、幼稚園や小・中・高校生、実習生などの受入など。他の人との関わりを保ち、一人ひとりが地域社会の一員として存在し続けられるように、私たちは平穏な暮らしの場を提供していきます。
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認知症の方のプライバシーが侵害されることのないように、私たちは十分配慮していく必要があります。その方の尊厳、自尊心が守られるような住環境の整備、日常のケアへの配慮は注意深く行っていく必要があります。
ケアの基本となる、プライバシー保護の観点から、生活環境を整えて参ります。なお、これらは、その方のできるところ、できないところをアセスメントし、その方ができるところは継続して行っていただき、できないところをケアスタッフが支援させていただきます。
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近年、認知症ケアの研究が進み、ケアに関わる環境は大きく変化しています。同時に認知症ケアにたずさわる人には、知識や技術のみならず、観察力や洞察力、優れたコミュニケーション能力、発達した人間性が要求されるようになりました。
"認知症ケアは挑戦の連続。" と、私たちは考えます。
認知症ケアを実践する私たちが、組織としてパーソンセンタードケア(その人を中心としたケア)を達成していくのであれば、認知症をもつ方だけでなく、私たちスタッフやご家族、地域住民も含め全ての人が相互に助け合っていく必要があります。
お互いを尊重し、助け合い、高めあう。
そんな、本物の信頼関係を築く努力をしてこそ、パーソンセンタードケアは実現するのだと考えます。
人として、プロとして。
私たちはこれからも、認知症ケアに挑戦し続けて行きたいと考えています。
「少しでも、認知症の方やご家族のお役に立ているようになりたい。」
そんな想いから、株式会社ケア・リンクは、『認知症ねっと』を運営しています。
URL: http://www.chihou.net/
認知症により、さまざまな悩みを持ちながら生活している方に役立つ情報を掲載しています。認知症のQ&Aや、認知症のメカニズム、高齢者の介護に関する情報などもありますので、是非、ご活用ください。
